みなさん こんにちは”廃道大好き”ハッキれん です。
名古屋市の外周をぐるっと回る環状2号・国道302号線。
高規格の4車線道路として計画された道路だ。
だがまだ工事区間を含んでいて、実際には環状化は実現していない。
といっても現在も延伸工事が続けられ、将来の環状道路化に向けて整備が行われている。
その302号線の工事区間に未成の橋があるというのでさっそく見に行ってみた。
場所は春日井市、守山区から続く国道302号線が一旦途切れる場所だ。
ここは工事中の区間が続き、最後には川にぶつかって道は終わっている。
302に復帰するためには、迂回路を通って国道19号線との交差点あたりから合流することになる。
下にその場所の地図を載せてみる。
↓春日井市 国道19号と国道302号の交差点付近
グリーンの実線が国道302号線で、赤い破線が未開通区間、この場所に未成の橋がある。
その部分の詳細地図が ↓ だ。
ピンクの〇で囲った部分に架かっている橋を見に行く。というより渡りに行く。
現地に到着。国道302号線は東名阪自動車道の真下を通っている。
未成橋もあっさり見つかる。パッと見た感じだと渡れそうに見える。
すぐにでも渡ってみたいが、その前に周囲を観察してみる。
まず西側を見る。ちょうど東名阪の勝川出口の上をJRの中央本線が高架で通過している。
ここの草むらは将来国道の側道になると思われる。
続いて東名阪の北側に回って同じ方向を見てみる。
こちらも同じような景色。
未成橋を左に見る。
ガードレールが設置され橋には近づけないようになっている。
こちらから見てももう橋は完成しているかのように見える。
橋にもっと近付いてみる。
東名阪の真下から橋を見てみると、ガードレールの向こうに橋は見えるが大きな段差が着いているように見える。これでは車輌は通行できそうにない。
では、歩きで渡ってみることにしましょう。
欄干に上ると、橋の上は舗装がされていないのが分かる。
コンクリートむき出しの路面に苔が生えて廃道っぽくなっている。まだ完成もしていない道なんですが・・・。
手前に見える四角いのは排水用のグレーチング
これ舗装以外はもう出来てます。
道幅は充分4車線は取れそうな広さがある。
下の川の様子。
見上げると、キャットウォーク。 歩いてみたい・・・。
これは対岸の様子。こちらの段差も大きい。
右に延びる一方通行の道が現在の国道302号線。
この段差から推測して将来は国道が高架でこの橋を渡るものと思われる。現在ここを国道と交差している道はアンダーパスとして残されるのではと思われる。
名阪のうねりが迫力満点
この角度も強烈。
と、言うわけで未完成橋は徒歩でなら横断可能です。
最近しばらく休んでいた工事が再開されて、この橋が完成する日が近いんじゃなかと感じられるが、実際にはまだもう少しかかりそうです。
この区間が開通すれば、渋滞がもっと減るとは思いますがこの地区の騒音も増すことでしょう。
便利にはなりますが、事故が増えたり抱える問題も増えることになりそうで複雑な心境ですね。
でもここまで橋を造ったんならもう通れるようにすればいいのにね。
おしまい