新潟県上越市の女子高生のスカートが日本一短いと聞いてやってきた。
はずなんですが・・・、
『久比岐自転車歩行車道』それは北陸本線の旧線跡を再利用した道。
実はもう うすうす気付いている、女子高生ってもう出ないよね・・・。
↓現在地
名立小泊を抜けて先に進みます。
ここから自転車歩行車道再開です。
しばらく進むと再び日本海が見えてきました。
山沿いの高台の道を快走します。お!前方に何か黒いモノが見えてきたぞ。
長い直線の先には、ほら
また来た トンネル 緑の中にまっすぐ続く道の先にそいつはありました。
『大抜トンネル』
長さ:391m
通過時間:2分 またきたこれ、誰か測ってるの?
内壁はコンクリート巻取り構造
ど〜ん と飛び出したらさらに直線路。
振り返り撮影 こちらはレンガの赤味も美しいです。
トンネルを抜けるとまた同じような海岸線の道です。
この日は風も穏やかで走行に支障はありませんでしたが、天候によっては向かい風になっていたりするとこの海岸線区間が長い区間では走行にかなりの使用がでるでしょうね。体力もそうですが、気力も失われていくよきっと。単調だし、疲れるし・・・。
小さな川を渡る橋にきました。自転車歩行者道は国道沿いを通過しますが、これは北陸本線の旧線跡ではありません。本来の旧線跡はこの写真の左に写っているレンガ積みの構造物のあるところです。
これは鉄橋の橋台跡です。元はここに鉄橋が架けられていて、北陸本線はその上を走っていたんですね。この橋f台はすぐ目に付く場所にありながらかなりいい状態で現存しています。
でも反対側は崩されてこんな感じですが・・・。
橋台跡を過ぎて集落の裏手を進みます。
はるか彼方に見える山もここと同じようにう見に落ち込んでいるようですが、
ひょっとしてこんな感じの道がずっと続くのでしょうか?
なんてことを考えていたら、また鉄道遺構です。
これは退避孔跡か?それともこれがロックシェッドだったのか?詳しく調べていないんでそこまではわかりませんが、旧線跡の遺構であることは間違いないでしょう。
さて道は本格的に集落内を通過するようになります。
この写真のあたりはすこし広くなっているんで駅があったんじゃないかと思います。それにこの写真の位置は踏切があったのは間違いないでしょうね。
そんなこの場所は『筒石』です。
北陸本線(現線)の筒石駅はここより山手側に入った場所に地上(←これ重要)駅舎があり、ホーム自体は深い地下(トンネル内にあります。【注意】決して地下鉄ではありません。トンネルですよ)に設置されています。これは現線が長いトンネルでこのあたりを通過するためで、トンネル内の駅は非常に珍しくマニアじゃなくても観光目的で駅を訪れる人も多いとか。そのため安全対策としてJR西日本は24時間体制で駅員を配置しています。筒石駅の前後の駅が無人駅なのに対してなんとも豪華な管理体制で運営されています。とここまで解説しましたが、行ってません・・・。だってその駅に行くためにはまだ上るんですよ。坂を・・・。今日は無理です。
走行中に集落に目をやると、ふと気になることが・・・、
家々の屋根瓦が異様に黒い、というより黒い瓦が多い。
これがこのあたりの気候風土に即したものなのか、それとも単なるトレンドなのか?
そんな黒い瓦の集落内を駆け抜けていく。
元々線路跡だっただけに、このコースには急勾配も急カーブも存在しない(鉄道は急勾配や急カーブを越えられません)。それは30km以上を走破する今回のようなケースでは負担にならなくていいです。
でも逆に道のおもしろさという点では原点材料のような気がしますが・・・、やはり困難を克服するから楽しいんですよね。こういうロングツーリング(そんなにロングではないですが・・・)は。
さて、集落を抜けると再び海が見えてきました。
やはり鉄道跡だけあって、集落と集落を結ぶ形で道は続いていきます。1駅1駅通過していくイメージで走行していきましょう。雰囲気でますよけっこう。
さぁ、次の駅(集落)に到着しました。
このあたりは自転車歩行者道の看板はありますが、最初の頃にあった残りの距離表示が存在しません。看板を設置する業者の発注ミスか、管理する行政側の横のつながりの希薄性が原因なのか、単に計測してないから表示できないのか?とにかくあと何キロ走ればいいのか分からない。先のことなど気にせず黙って走れということなのか?まぁそういうもんだけど・・・。
で振り返ってみると、ここにも橋台跡があった。ということは旧線はここを鉄橋で一気に通過していたんでしょうね。
橋台跡をすぎると今度は築堤跡です。といっても今でも築堤なんですが。
↓現在地
築堤を過ぎると再び海ですって、この書きかたの文章を何度も書いているような気がする。やはり似たようなシーンが連続すると仕方がないのか?まぁ単にボキャブラリーが貧困なだけなんでしょうが・・・。
上の写真の中央に写っている施設『国土交通省 能生除雪ステーション』という。
能生は地名で『のう』と読む。
能生除雪ステーションを過ぎて道は次の集落を目指す。
能生・・・、この地についにやって来たか・・・。