シッタカ橋を知る。
 
国道156号線にある橋。
 
その名は
 
『シッタカ橋』
 
 
 いま、知ったかが終わろうとしている。
 
そう、シッタカ橋を知るときがきたんだ。 
この先に見えるカーブの途中にその橋があった。
 
こんな場所にあります。 
 
 
 道の駅から4キロ程度北上した国道156号線
北向きの場合は緩い右カーブになる道の上に橋はあった。
カーブの途中に橋があるため、
橋自体もカーブしている。
 
北向きに見ると、橋の手前の左側の路肩は広くなっている。 
 
 
これが『シッタカ橋』の白看板 
 
 斜めでごめんなさい。『凍結注意・・・』が邪魔だったんでこんな角度です。
 
 
ではシッタカ橋をより知るために、
あらためて橋をよく見てみましょう。 
 
こうみると特に特徴の無い普通の橋に見える。
 
 
噂通り『シッタカ谷』に架かっています。 
 
 
 
『シッタカ橋』の読みは『しったかはし』バシにあらず。 
 
 
 
竣工は昭和60年12月 
 
 あれ?写真が1枚足らない。
親柱1枚撮り忘れた!
たしか確認したはずなので、たぶん『シッタカ橋』だったと思うんですが・・・。
うぅ、残念。
 
 
そして反対方向から南向きを撮影 
 
 この画像はネットでよく見る角度ですね。
 
 
 シッタカ橋を歩いて渡った。
自分の足でしっかりと橋を踏みしめながら渡ってみた。
しっかりした安定感で、道路構造物としては申し分ない造り。
うん、走りやすいカーブです。
これなら通り過ぎてしまうのもうなずける。
 
北から来ても南から来ても高速コーナーです。 
 
 
下を流れるシッタカ谷の様子です。 
白い水飛沫が素敵
 
 
 雪解け水の影響か、
かなりの水量が流れていました。
谷の勾配も急峻で、岩の数も多いために流れは激しいです。
写真では伝わりにくいですが、
橋から谷底までは5メートルほどあります。
そのため降りるのは自重。
 
 オールシーズンこうなのかは、現状不明です。
地図や地形図に川として記載が無いため、
この水量は今だけかもしれません。
 
 
さてここでひとつ気になるものがありました。
それはシッタカ橋の西側の側道の先です。
これ旧道跡ですね。 
 
 ガードレールで塞がれています。
 
 
旧橋の橋台跡が見えます。
これが先代のシッタカ橋だったんでしょう。 
 
 
 
こうやって見ると
旧橋は橋幅が狭く
現橋と比べると離合も難しく1.5車線がいいところではないかと思われます。
国道156号線を改良するときに、
道幅は掘割を開削して広げられますが、
橋は改修するより架け替えたほうが早い(予算的にも技術的にも)
ために廃止されたんでしょう。
 
 
 
旧橋台と現橋を一緒に眺める。 
 
 しまった分かりにくい写真になった。
 
 
旧橋から現橋を見ると、
橋桁にコーションプレート発見 
 
 
 
『公共 橋梁補修工事(A1・P1・A2)
2004年6月完成
岐 阜 県
道示(2004年)
製作:技術メンテナンス梶x 
 
 
 
『シッタカ橋
1985年12月完成
岐  阜  県
道示1978 1等橋
定着方式 ポストテンション方式RC単純合成桁
施工者:昭和コンクリート工業梶x 
 
 
 
シッタカ橋からシッタカ谷を眺める。 
 
 
 
 
道の駅を出発してから長い道のりだった(逆方向に向かったからね)けど、
いまシッタカ橋を知ることができたんだ。 
シッタカ橋は、
・シッタカ谷に架かっている。
・読みは”しったかはし”
・旧橋台跡を伴ったRC橋
・緩いカーブを描いている。
・竣工は昭和60年12月
これでシッタカ橋を知っていると言っていいだろう。
 最後に記念撮影
 
 
もう知ったかとは言わせない、
 
 
さぁ、シッタカとはさよならだ。 
 
 
 
 
 
 
 
 
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