みなさん こんにちは”廃道大好き”ハッキれん です。






九頭竜湖畔の旧道・(仮称)影路旧道の走破記録
後編はこの旧道の目玉でもある廃橋・廃隧道・廃橋の登場です。







【このブログの注意事項】
ここから紹介する道は通行するのに適していない非常に危険な道です。
このブログを見て安易にまねをした場合、あなたの生命に危険が及ぶ可能性がある内容が含まれています。
当ブログを参考にあなたがこの場所に赴き、そこで事件・事故等に遭遇した場合でも、すべては自己責任で解決してください。このブログの管理者はその責任を負いません。




↓現在地
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廃道を回りこんでたどり着いた先には廃橋と廃隧道がありました。しかもその先にはもう一本廃橋があります。廃橋+廃隧道+廃橋 の3連コンボです。
橋の名前は『影路橋』、ダム湖に突き出した半島部を繋ぐ橋になっています。
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橋上からのダム湖の様子です。
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さらに対岸の様子。
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欄干は錆びて赤味を通り越してもう茶色になっています。ちょっと体重を預けるのはためらわれます。
さらに路面の継ぎ目に溜まった土から雑草が生えています。さすが廃橋・・・。
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橋を渡り終えて振り返り撮影。
自然に溶け込んだ美しい景色と感じるのは私だけ?
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横から撮影
まだ全然現役橋として通用しそうです。こういう橋はその下に水道管や電話線等を通していたりして通行はさせたくないけど、落橋させるわけにはいかないという事情がある場合が多いです。おそらくこの橋もそうではないかと思われます。調べてないけど・・・。
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大切にしましょう水準点建設省国土地理院
新し目の標識に見えて建設省とは・・・。
ちなみにここが地図上の標高573.8m地点です。
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続いてトンネル 『道隧路影』 と左書きです。あれ?そんなに古かったっけ?
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1965年11月竣工ですよね。
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トンネル内部はコンクリート巻き
ついでに路面もコンクリ?
銘盤にもあるように尺長69mとそんなに長くは無い。
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壁面からはあちこちで漏水している。
規模的にはこれくらいの漏水は隧道につき物なんで、そんなに心配するほどでもない。
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トンネル内部から
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トンネルを抜けると右手は切り崩された広場、左手はコンクリ吹き付けの法面がある。もともとは堀割り形状だったのかもしれない地形だ。
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こちらから振り返って撮影
やはり『道隧路影』だ。
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そして荒れた路面の先には最後の獲物が待っている。
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『立合橋(りつごうばし)』
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ちょっと右にカーブしているのが特徴で、これを渡り終えるともう現道に合流してしまう。
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橋の手前から振り返って『影路隧道』を見る。
そんなに離れているわけではないので国道からでも見えます。
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橋の渡り口には変な配置の看板があります。
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↓現在地
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渡り終えて振り返り撮影。
こちらからだともう完全に看板の文字は退色して読めません。
これでホントに大丈夫か?通行止めって分かるのか?
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国道158号線の『影路トンネル』
まぁ、どう見てもこちらのほうが快適な道なんでわざわざ旧道を通る人はいないでしょう。
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というわけで国道に合流しました。
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今回九頭竜ダムからスタートしたために、最後の現道に合流する手前にこの廃橋がでてきましたが、当然逆からアプローチすればこの橋から始まるわけでここが最初のポイントになります。
こうやってみても何も危険な感じのしない橋のためこれだとレポートとしての盛り上がりがないためと、ダムの駐車場を使う利便性からダム側からのスタートとしました。
なので知ってましたよ、この3連コンボの後が即国道だって・・・。でもそれを先に書くと盛り上がらないんで・・・・。

この後実際は九頭竜湖畔の旧道を調査したんですが、どうも小ネタ的にしかならなかったので公開予定はありません。
といっても九頭竜湖は景色も綺麗で、湖の東部に架かる『箱ヶ瀬橋』は夢の架け橋といわれる美しい橋です。瀬戸大橋のデータ収集のために架けられたそうですが、通行禁止?っぽくなっているのが残念です。
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渡るとゲートがあってその先は道幅1.5車線のワインディングが延々と続きます。
狭い道が苦手という人には辛いかもしれませんが、通行量も少なく離合できる場所も豊富にあるのでこれならそんなに気にせず走れるはずです。でも↓こんな隧道あったりしますんで調子に乗って飛ばすのはやめましょう。
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他にも九頭竜湖には白馬洞という鍾乳洞があったりします。
それなりに楽しめるスポットですので行ったことの無い人は一度訪れてみることを勧めます。
注)九頭竜湖畔は携帯電話が圏外になる場所が多々ありますので注意ください。

 

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